新型コロナ【突然重症化】の共通点は【低酸素症】それってどんな症状?

2020-06-20

 

 

息切れを感じたら、遅い!?

 

来院した時には「重症」

という手遅れになるケースがほとんどだそうです。

 

発熱、咳や胃もたれ、倦怠感などの症状が

一週間ほど続いていても、息切れは無い。

が、しかし肺炎はその間にもどんどん進行している。

 

リックの30年の経験上、呼吸管を挿入する

ほとんどの患者はショック状態、精神的な混乱、

息をするために唸り声をあげていたり、

意識を失っている、などの状態だそうです。

 

私が診た新型コロナ肺炎患者の大多数は、

トリアージ時の酸素飽和度が著しく低く、

一見通常生活を送れないような状態なのに、

挿管の準備をする時でさえスマホをいじっていた。

呼吸は速いし、胸部レントゲンでは危険なほど酸素濃度が低く、

ひどい肺炎であったにもかかわらず、

見た目には比較的最小限の苦痛を抱えているだけだったのだ。

https://toyokeizai.net/

 

なぜ、新型コロナウイルスでは

通常の低酸素による症状が現れにくいのか。

現れていれば、みんなもっと早く気付けるのに。

 

これは、コロナウイルスが攻撃しているのが

通常の肺炎とは異なるからだと言います。

 

コロナウイルスは界面活性剤物質(サーファクタント)を産生する

肺細胞を攻撃する。

この物質のおかげで、肺の中の肺胞は呼吸の合間に膨らんだ状態を

維持できる。サーファクタントは、肺が正常に機能する上で重要な物質だ。

新型コロナ肺炎の炎症が起こり始めると、肺胞が虚脱し、

酸素レベルが低下する。それでも当初は、肺はこの状態に適応し、

硬くなることも、液体を貯めることもない。

この状態であれば、患者は二酸化炭素を排出できる。

二酸化炭素が蓄積されなければ、患者は息切れを感じない。

患者は血中の酸素が低下するにつれ、より速く、

深く呼吸をするようになる。無自覚に、だ。

この無症候性低酸素症とそれに対する患者の生理的反応によって、

炎症はいっそう進み、より多くの肺胞が虚脱する。

ついには肺炎が悪化して、酸素レベルが急激に低下する。

患者が激しく呼吸することで、いっそう肺を傷つけているわけだ。

https://toyokeizai.net/

 

知らぬうちに、肺を蝕んでいる。

気づいた時には重症となっている。

ということですね。

 

そういった患者の2割は、その後

より危険性の高い肺損傷段階へ

進展していくのだそうです。

 

2割って少ない数字だと思いますか?

現在、東京でも1日約100人以上の陽性者が

確認されている中、このうち約20人以上は

重症化している可能性が高いということです。

 

肺の損傷が大きいにつれ、液体がたまり、

肺が硬くなり、二酸化炭素が多くなり、

急性呼吸不全を発症するそうです。

 

この状態まで陥ると、自力での呼吸がきつくなり、

最終的には人工呼吸器が必要となるのだとか。

 

目立って呼吸がきつくなり、

危険なほどの低酸素レベルで病院にやってきたときにはもう、

最終的に人工呼吸器が必要となることが多い。

息切れを感じることなく突然死亡する新型コロナ患者の症例は、

無症候性低酸素症が急速に呼吸不全に進展する事態で説明できる

(ただし、新型コロナ患者の大半は症状が比較的軽度で、

治療なしで、1、2週間で回復しているようだ)。

救急で訪れる患者の肺損傷が驚くほど重篤なため、

このパンデミックは医療体制に大きな負荷をかけている。

新型コロナによる死亡は、肺機能の悪化によるものが圧倒的に多い。

また、肺炎が十分進行するまで病院に行かない患者があまりに多いため、

多くの人が最終的に人工呼吸器につながれ、

これが機器不足につながっている。

そして、いったん人工呼吸器につながれたら、多くの人が死んでいく。

https://toyokeizai.net/

 

つまり、初期段階の低酸素症には気づかず、

息苦しさを感じた時にはめちゃくちゃ進行している

ということですね。

 

 

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気づくカギは「パルスオキシメーター」

 

人工呼吸器の数が足りていない!

という、機器不足というのは

皆さんもニュースでご存じだと思います。

 

そして、この人工呼吸器を使用するためには

膨大な資源が必要となっているようです。

 

人工呼吸器の使用を避けることは、

患者と医療システムの双方にとって非常に有益である。

人工呼吸器を装着した患者のためには、膨大な資源を必要とする。

通気口をつけた患者に対しては、ベントに抵抗したり、

誤って呼吸管を取り外したりしないように、複数の鎮静剤が必要である。

患者は静脈および動脈経路、さらにIV薬およびIVポンプを必要とする。

また、気管内チューブに加えて、胃および膀胱にもチューブを挿入する。

チームのメンバーは1日2回、各患者の肺機能を改善させるため、

腹部を下に、さらに背中を下にして寝かせながら、動かすことが求められる。

https://toyokeizai.net/

 

医療現場で働く人にとっても、

呼吸器を装着されている患者にとっても

非常に辛く、大変なことがわかりますね。

 

これが、1人に必要なことだと考えたら

1日に何十人も何百人も・・・と思うと、

そりゃあ医療現場の人が耐えられなくなるのも

容易に想像ができると思います。

 

そこで、大切となるのが

「重症化する前に気づくこと」ですよね。

 

この低酸素状態に気付くためには、

市販でも売られている

「パルスオキシメーター」が上げられます。

 

 

https://www.konicaminolta.jp/

 

 

装着してから数秒のうちに

酸素量と脈拍を示してくれます。

 

既に、売り切れとなっているものも

あるようですが。。。

 

正しく使用し、自身の体の状態を知るために

購入できた方や、持っている方は

日頃の検温などの対策に加えてみては

いかがでしょうか。

 

そして、陰性となった方や

無症状だと診断された方に関しても

リックは2週間は測定すること

すすめています。

 

病院がパンクしていて、なかなか

体調が悪くても病院に行くことを

ためらっている方もいると思います。

 

私も探してみて使用しようと思いました。

 

そして、こういった話を

日本でも聞けるとよいなと

感じました。

 

まとめ

 

  • 肺炎なのに、息切れ症状がない
  • 低酸素症とは
  • 息切れを感じたら、遅い!?
  • 気づくカギは「パルスオキシメーター」

 

今回の話はいかがだったでしょうか。

 

まだ終息を迎えそうにない

新型コロナウイルスの猛威。

 

徐々に新しい情報も出てきたり、

医療現場で戦っている人の話は

とても貴重なものですよね。

 

私たちが出来ることは、

感染拡大を防ぐことと、

自分の異変に気付き、正しく対処すること。

 

皆が知れば、助かる人は大勢います。

 

地道に頑張っている間に、

治療薬も普及され、またより多くの命が

助かるかもしれません。

 

1日でも早く終息となりますように。

 

最後までご覧いただき

ありがとうございます。

 

では、またm(__)m